寝床

アニメや漫画

アイカツスターズ!:2話感想

脚本:柿原優子/絵コンテ:佐藤照雄/演出:山地光人/作画監督:前澤弘美





◻︎七倉小春のアイドルへの動機

エミリ「小春ちゃん、ゆめちゃんみたいに、ひめさまに憧れて歌が好きになって歌組を目指す……っていう流れではないのね。1話で幼いゆめちゃんと小春ちゃんがS4になりたい〜という会話をしてたけど、ゆめちゃんがS4の中でも歌組って決まってたのに対して小春ちゃんはそのままっぽい」

ユウ「それだけS4は影響力のある存在なんだろうなあ。でも、夜空先輩にもっと褒められたいっていうの、大丈夫かな、顔あかく染めちゃってまあ」

エミリ「流石にあの時間帯からとって食ったりはしないでしょう。褒められた理由も意味深よね。夜空先輩が褒めたのは素質、それも"美"に関わるもので」

ユウ「これだけで何か言うのは難しいと思うけど、小春の褒められたいがどういう方向で言ってるかにもよるよね……」

エミリ「夜空先輩に褒められることそのものなのか、自分の素質なのか。確かに見惚れてたけどゆめちゃんの言う憧れとはちょっと違うだろうし、どう処理していくんだろう」



◻︎バキバキ演出

ユウ「劇組でツバサがお手本のみかんをみせるところ、てっきりツバサの泣き演技で魅了すると思ってたんだよ、諸星すみれさんだし。ところがどっこい音声なし。で、演技に入る前の画面とゆめのモノローグとあいまって一目で別格だって分からせちゃうんだから、楽しい」

エミリ「小春ちゃん視点の夜空先輩がキラキラしてたり、画面がいい意味で忙しくなってるのがいいわよね」



◻︎OP

エミリ「落第騎士の英雄譚キャラデザの小松原聖さん、ガールズ&パンツァーキーアニメーター吉田亘良さんなど、豪華……」

ユウ「あと、Wake Up,Girls!キャラデザの近岡直さんがいた……びっくりした」

エミリ「どの部分担当でしょうね」

ユウ「前クレジットの森田岳士さんが諸星学園長のところを担当したって言ってたし、Aメロ最後の『あの日見た景色目指して進もう』あたりだと思う」

エミリ「一番かわいいって思ったところだわ……」

ユウ「動きに関してはコンテで指示されてるところもあるんだろうけど、ゆめと小春が交互に頷きあう、ローラが目を閉じずにはっきり前を見つめる、早乙女あこ?の表情がめまぐるしく変わる、そして名前がわからないセクシー子がそっと微笑むという一連の流れ。かわいい。特にセクシー子ちゃんかわいい。やられた」

エミリ「1話で夜空先輩に注目してたっぽいし、やっぱり小春ちゃんと絡むのかしら」



◻︎虹野ゆめの噂

ユウ「アイカツとは別物と頭に入れてても、最後の周囲の台詞はやっぱりびっくりするね。Aパート序盤で周囲がまるでアイドルを語るようにゆめに食いついてたりもしてたし(まあアイドルになるんだけど)」

エミリ「観られる側としての虹野ゆめと普段の生活の虹野ゆめといるけど、1話ステージでの観客って、アイドルの舞台で立つであろうステージとは違ってどちらも隔りなくみれちゃうじゃない。学園っていう場所だからこそ(それでもひめさまだけは後者のゆめちゃんと触れるのは特別に演出されてるけど)。ああ、学校だな、って感じがしたわ」

ユウ「会話を聞いた時、ゆめは悲しそうな顔をしていた。その会話にあるのはステージで凄いパフォーマンスを披露した虹野ゆめとそれに一致する普段の姿で、いまそこで話を聞いてる虹野ゆめはその会話の中にはどこにもいない。虚しさがこみ上げてくる場面。あとローラちゃん思ってたより素直なんだね」



◻︎タイプ、組、ブランドの関係

ユウ「最初ローラは劇組に行くと思ってた」

エミリ「どうして?」

ユウ「ジャージの色やスクールドレスが青で、クールタイプっぽかったから」

エミリ「……」

ユウ「……そういえばタイプと組、そしてブランドの関係ってどんな感じなのかな。出来ればアニメをみて把握したいから、サイトを調べてはいないんだけど」

エミリ「ブランドの話なんかはドレスメイクの時がっつりやるのかな」



◻︎その他

ユウ「今回もひめさまは麗しかった。あとはOPのアンナ先生が可愛かったり、舞組先生『素晴らしいぞ二階堂、猫になれ!』の言い回しがすき」

エミリ「二階堂ゆず先輩、尻尾動いてたけどどうなってるんだろう……」

アイカツスターズ!:1話感想

脚本:柿原優子/絵コンテ:佐藤照雄/演出:イム ガヒ、佐藤照雄/作画監督:橋口隼人、渡部里美


ユウ「楽しかった……」


エミリ「最初にキービジュアルをみたとき、前作のアイカツとはうってかわって色彩が随分淡くなったのが印象的で(今の流行り?)、綺麗だったわ」

ユウ「どちらかというとぼくは前作のアイカツみたくパッキリした色合いのほうが好みなんだけど、あれはあれで美しい。動いてるのをみて感動した」



◻︎気になるキャラクター

ユウ「白鳥ひめさまが麗しゅうござった」

エミリ「CV津田美波さんなのよね……」

ユウ「キャストが発表されてすごく衝撃だったんだよ。やっぱりイメージがゆるゆりの船見結衣とかゆゆ式の櫟井唯、もう少し可愛い方向にいってもアイドルマスターシンデレラガールズ小日向美穂とかWake Up,Girls!の吉川愛とか、あとはフラクタルのフリュネとかだったんだよ。それがあれだよ、明らかにお上品で麗しいお姫様みたいな"ひめ"だよ。声どうなっちゃうの?っていう不安と期待が押し寄せてた。実際に聞いたら、予想以上の破壊力だった。麗しいにも程がある。穏やかどころの騒ぎじゃない」

エミリ「声に艶があったわよね。本当に津田美波さん?って一瞬疑ってしまったわ。演技をきいたのは久しぶりな気がするんだけど、凄く上手くなってない?」

ユウ「たぶん。いやちょっと、こういう上品で可愛らしいキャラクターにはまるなんて思ってなかった。声に引っ張られてるからって、昔は微塵も興味がなかったから特に。
ところでエミリは気になるキャラクターって誰?」

エミリ「私は七倉小春ちゃん。虹野ゆめちゃんに対する見方が観客目線寄りで好き。この話は他の話と並行してしましょう」



◻︎四ツ星学園の教育方針

エミリ「初レッスンで、虹野ゆめちゃんが『腹筋を鍛えろ』と言われてたのが印象的だったの。極端に音痴でもないし、そのあとに桜庭ローラちゃんがリズムよく発声してたのは褒められてたから、技法に拘るのかなって。決して下手ではなかったと思うんだけど、ゆめちゃん」

ユウ「思い返せばS4のクラス分けも歌/劇/舞/美とスキルを表してるもんね(それにしても美組ってどうなんだろう)」

エミリ「で、そのあとの小春ちゃんですよ。技術とは違う半ばあさっての励ましをゆめちゃんに与える。ゆめちゃんはゆめちゃんで実感がないし褒められてないから『そうかな?』ってすっとぼけて返す。ひめさまに憧れて好きで歌ってるだけって言ったら、それが一番大切なことなんじゃないかなって。小春ちゃんのなかではゆめちゃんはもうこの段階からキラキラ輝いてみえてたんだなあ」

ユウ「観る側にいるポジションは幼馴染っていうのとあいまって初期の霧矢あおいを思い出すね」

エミリ「あと気になるのはセルフプロデュースを勧めて個性を大事にしてるのはわかるんだけど、最初からオリジナルを求めるのは難しくない?ってこと。何も指導がない状態から各自で動けって言われてもわからないよねっていう」

ユウ「導入はアイカツと区別したのかなとは思う。アイカツは最初は真似していたし。ここら辺はこれからどう描写されていくのか期待」



◻︎虹野ゆめのステージの記憶がない問題

エミリ「あれはどういうことなの?アイドルとしての人格が降ってきちゃったの?大丈夫?」

ユウ「たぶんステージの実感がないだけなんじゃないかなって思うんだけど、どうなんだろう。その疑問が1話の引きになってるわけだしぼくらは正しく引っかかってるよね。
あそこで小春がゆめに直接絶賛したっていうのがまたね。観る側と観られる側の隔離を1話からこれだけ明確にぶっこんでくるとは思ってなかった。
スキルを求められる四ツ星学園で、あれだけのパフォーマンスを発揮できたら誰だって唸るだろうけど(結果がみえたから)、それが本人に実感がないんじゃ明確なステップアップも反省も難しいんじゃないかなと思う。なんとなくやったらできちゃったよ、これからもアイドル虹野ゆめが憑依してくるから大丈夫、だったら物語もなにもないんじゃないかな。まずはステージを自分自身が実感するところから始まるかなとは思った」

エミリ「次回ローラちゃんとライバル関係になるらしいし、小春ちゃんは小春ちゃんで二人は似てると思うけどなんていってるけどどうなるんだろうね」



◻︎疑問点

ユウ「
・ローラが先生に遅刻を許された時にした驚きの表情と教室のざわめきの意図
・小春がアイドルになる背景
・アピールシステム
・観客がつけてたヘッドセット(アイカツからの継承?)」



ユウ「あと移動手段が電車っていうのはいいなとか、やっぱり曲がゴリゴリでかっこよかったとか、S4との距離感が絶妙だよねとか、ひめさまがゆめの頭を撫でてゆめが感極まって泣くシーン美しかったよねとか、CGパートはこれからに期待かなとか、感想は尽きないけれどひとまずここら辺で」

エミリ「2話も楽しみ」

廃校ドールズ:感想/友達?人形?


ユウ「昨日の帰り、本屋に寄ったんだ。特に買うものもなかったんだけど、新刊コーナーにすごく興味をそそられる漫画があって、表紙買いしちゃった。それがこの『廃校ドールズ』一巻」


エミリ「あら、やっと買ったの。いつユウが買うかなって待ってたわ。私は発売日に買ったわよ」


ユウ「なんだって?!だったら言ってくれたっていいじゃないか、こんなに面白い漫画なのに!」


エミリ「面白い漫画だからこそ自分で見つけたときの喜びが大きいんでしょう。私にこうして言うってことは、人に伝えたかったほど面白かったってことなんだから」


ユウ「なるほど……ていうかぼくのほうがアニメや漫画歴は長いはずなのに、ぼくよりエミリのほうが詳しくなっていってるような気がする……」


エミリ「ユウと私じゃ見方や楽しみ方が違うのよきっと」




ユウ「この作品の何がいいって、ヒメリが"友達"という言葉について深く考えず人形に能力を使い"友達"を生産しているところなんだ。コーさんと再会した時にまるで興味がなく、ナナを辱めたいという目先の理由だけで動いてるところなんか特に。一言で言っちゃえば子供、なのかな。"友達"っていう言葉の意味を深く考えない。コーさんに"ありがとう"って言われた時に友達にそう言われるのは不思議だと呟いたり、一番最後のベルさんとのエピソードでも、彼女と会話した時の要は、自分が同じように友達に隠し事をされたら嫌だから、っていう自分本位な考えなんだ。境遇もあって極端だけど」


エミリ「言いたいことはわかるけど、私、それでもヒメリってあんまり好きじゃないのよね……見ててイライラするっていうか」


ユウ「けれどもヒメリがいることによって、会話が噛み合ってなかったり、お互いの思いをそもそも届けられなかったりするけれど、最後はしっかり向き合うんだよ。そのためにまず、ちさとは親に向かってヒメリを"友達"と呼んだ。ヒメリが言ったように、"人形"と書いて"トモダチ"と呼ぶんじゃなく、"友達"と書いて"トモダチ"と呼ぶために」


エミリ「……それって、物語の中でヒメリがいいように動いてるって捉えられるんだけど」


ユウ「あくまで結果論だよ。ヒメリがいることによって、っていう言い方がまずかったかな。ヒメリがいなきゃだめなんだ。ヒメリがいるから、こういう物語ができるんだ」


エミリ「……ヒメリは空想上の人物だけど、確かにその世界に生きているのね……」




エミリ「これを読んでいてずっと思ってたのが、コマの描き方が『GA芸術家アートデザインクラス』に似てるなーってこと。とにかく一コマの密度が高い、絵の丁寧さ、台詞数が多い、キャラが忙しない」


ユウ「ぼくも思ったよ。読むのに時間かかるんだよね、隅まで読むから。『ぷちます!』なんかもそうだったけど、表情だけでなく、キャラの動きも楽しいものは、見るだけでもあっという間に時間が過ぎていくね」




ユウ「ところでドールっていう要素から真っ先に『ファンタジスタドール』が頭に浮かんじゃったのってぼくだけかな」


エミリ「奇遇ね、私もよ。二人して安直ね全く」


ユウ「人形の友達、かー。ぼくは小さいころ、もっぱらブロックやゲームで、あまり人形遊びはしてなかったな。よくてぬいぐるみくらい」


エミリ「私はよくリカちゃん人形で遊んでいた思い出があるわね。まだ捨ててなかった気がするわ。久しぶりに、遊んでみようかしら」



廃校ドールズ (1) (まんがタイムKRコミックス)

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放課後のプレアデス:感想/輝く魔法のかけらたち 他

エミリ「おはようユウ……って、酷いくま。どうしたの?」


ユウ「エミリ、おはよう……昨日録画していた『放課後のプレアデス』を一気見して、夜空を見上げていたらいつの間にか朝になっていて、一睡もしていないんだ……」

エミリ「プレアデスを見ていたのはともかく、昨日は土砂降りだったでしょ。空は雨雲に覆われていたと思うんだけど」

ユウ「星たちは雨雲の上でも輝き続けるんだよ……ああめちゃくちゃロマンチックな物語だったなあ……」

エミリ「確かにロマンチックよねえ。7話のすばるとあおいが"取り残された側"と言って持っている同じキーホルダーのエピソードとか、すごく好きだわ。雪道を歩くシーン、なくしていたキーホルダーを見つけ出すシーン、それぞれの視点から描かれていくところは息を飲んで画面を見つめていたわ」

ユウ「目の前にいる子は確かに知っている人間なんだけど、平行世界の別の人間。こういう設定だからこそできるものだよね。ぼくは8話のななこが一人で太陽系外縁部にいったやつが印象的かな。孤独で名前もなかった惑星アパテとの邂逅。宇宙っていう膨大な空間の中で一人佇むななこのところへ駆けつけた4人。最高にロマンチック!」

エミリ「でもまあ極め付けは何と言っても」

ユウ「すばるとみなとの関係だよね!」

エミリ「二人の関係どこかで見たことあるなと思ったらあれだよ。『輪るピングドラム』だよ。まあ全体的に"何者でもなく、何者にもなりうる可能性"とかいうフレーズから"運命の乗り換え"あたりを連想するんだけど。みなとは陽毬ちゃんっぽいなあ」

ユウ「みなとがすばるに"選んでくれてありがとう"って言っても何の違和感もないよね。というかエミリってピンドラ好きだよね」

エミリ「特別好きってわけじゃないんだけど、なんだか印象に残るのよ。すばるは『ユリ熊嵐』の最終話で撃子が言ったセリフ"見つけたよ"を言ってもいいよね。最終話のあとでも」

ユウ「ああほんとロマンチックだなあ……ガチSF設定を盛り込んでこうもロマンチックにできるなんて……いや、もう既にSF自体がロマンチックなのかも?」



ユウ「ところで『放課後のプレアデス』は最終的に魔法が解けてみんな元の世界線に戻ったわけだけど、これは見逃しちゃいけないポイントだと思うんだ。魔法はいつか必ず解ける。そこで思い出したのが『アイドルマスターシンデレラガールズ』。3話のタイトルが"5人のシンデレラ"だったのもあってだね」

エミリ「シンデレラか……。そういえば『Wake Up,Girls!』のなにかの雑誌かガイドで"メンバーが解散するところまで描く"みたいなことを制作側がいていたような気がする。これもまさしく一種の"魔法"なのかな」

ユウ「大事なのは魔法が解けたあとにどうするか、だよね。魔法自体はなくなっても、魔法にかかっていた自分もなくなるわけじゃないんだから」

エミリ「デレマス二期、楽しみだね。……ところでさ、その机の上にある本は何?」

ユウ「ああ、宮沢賢治だよ。丁度ピンドラやプレアデスで題材になっていたから読んでいこうかなと」

エミリ「あまり本を読まないというユウが珍しい。やっぱり好きなことが絡むと行動力も増すのね」

ユウ「……なんだか、ユウは単純だって馬鹿にされてるようなきがする」

登場人物 ほか

ユウ:主にアニメが好きな女子高生。

エミリ:ユウに影響されてアニメを見るようになった友人。


主にこの二人がおしゃべりする。そうじゃない時もある。百合があれば飛びついていく。