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放課後のプレアデス:感想/輝く魔法のかけらたち 他

エミリ「おはようユウ……って、酷いくま。どうしたの?」


ユウ「エミリ、おはよう……昨日録画していた『放課後のプレアデス』を一気見して、夜空を見上げていたらいつの間にか朝になっていて、一睡もしていないんだ……」

エミリ「プレアデスを見ていたのはともかく、昨日は土砂降りだったでしょ。空は雨雲に覆われていたと思うんだけど」

ユウ「星たちは雨雲の上でも輝き続けるんだよ……ああめちゃくちゃロマンチックな物語だったなあ……」

エミリ「確かにロマンチックよねえ。7話のすばるとあおいが"取り残された側"と言って持っている同じキーホルダーのエピソードとか、すごく好きだわ。雪道を歩くシーン、なくしていたキーホルダーを見つけ出すシーン、それぞれの視点から描かれていくところは息を飲んで画面を見つめていたわ」

ユウ「目の前にいる子は確かに知っている人間なんだけど、平行世界の別の人間。こういう設定だからこそできるものだよね。ぼくは8話のななこが一人で太陽系外縁部にいったやつが印象的かな。孤独で名前もなかった惑星アパテとの邂逅。宇宙っていう膨大な空間の中で一人佇むななこのところへ駆けつけた4人。最高にロマンチック!」

エミリ「でもまあ極め付けは何と言っても」

ユウ「すばるとみなとの関係だよね!」

エミリ「二人の関係どこかで見たことあるなと思ったらあれだよ。『輪るピングドラム』だよ。まあ全体的に"何者でもなく、何者にもなりうる可能性"とかいうフレーズから"運命の乗り換え"あたりを連想するんだけど。みなとは陽毬ちゃんっぽいなあ」

ユウ「みなとがすばるに"選んでくれてありがとう"って言っても何の違和感もないよね。というかエミリってピンドラ好きだよね」

エミリ「特別好きってわけじゃないんだけど、なんだか印象に残るのよ。すばるは『ユリ熊嵐』の最終話で撃子が言ったセリフ"見つけたよ"を言ってもいいよね。最終話のあとでも」

ユウ「ああほんとロマンチックだなあ……ガチSF設定を盛り込んでこうもロマンチックにできるなんて……いや、もう既にSF自体がロマンチックなのかも?」



ユウ「ところで『放課後のプレアデス』は最終的に魔法が解けてみんな元の世界線に戻ったわけだけど、これは見逃しちゃいけないポイントだと思うんだ。魔法はいつか必ず解ける。そこで思い出したのが『アイドルマスターシンデレラガールズ』。3話のタイトルが"5人のシンデレラ"だったのもあってだね」

エミリ「シンデレラか……。そういえば『Wake Up,Girls!』のなにかの雑誌かガイドで"メンバーが解散するところまで描く"みたいなことを制作側がいていたような気がする。これもまさしく一種の"魔法"なのかな」

ユウ「大事なのは魔法が解けたあとにどうするか、だよね。魔法自体はなくなっても、魔法にかかっていた自分もなくなるわけじゃないんだから」

エミリ「デレマス二期、楽しみだね。……ところでさ、その机の上にある本は何?」

ユウ「ああ、宮沢賢治だよ。丁度ピンドラやプレアデスで題材になっていたから読んでいこうかなと」

エミリ「あまり本を読まないというユウが珍しい。やっぱり好きなことが絡むと行動力も増すのね」

ユウ「……なんだか、ユウは単純だって馬鹿にされてるようなきがする」