寝床

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バンドリ雑談

エミリ「こころちゃんって本当に神様みたいよね。誰かの話を否定せず、憶測で性格を判断せず、相手の言葉に素直に耳を傾けて、それを肯定してあげて、相手を笑顔にさせてあげようとする。なんてけなげな無償の愛のかしら……」

ユウ「思ったんだけど、こころを神様みたくしてるのって、『世界中を笑顔にしたい』って部分だけじゃないかな? そのほかの部分は結構誰でもできるっていうか、それは言い過ぎか。美咲がこころみたいな考え方できるわけじゃないし、それはあるいは個性とか特性っていうんだろうね」

エミリ「ユウはこころみたいな考え方できるの?」

ユウ「うーん、少なくとも『世界中を笑顔にしたい』っていうのは、無理。ぼくは自分のことで精一杯だし。そんなことより百合が見たい。けど、そんなこころの思想ではなく、こころの思考回路自体は、意外といけるんじゃないかな? って思ったり」

エミリ「……思い込みをなくすとか? 例えば、ラノベばっかり読んでる奴はオタクだとか」

ユウ「なんか雑なたとえだね……」

エミリ「いい例えが思い浮かばなかったのよ……」

ユウ「ただ、これらはそうでない人たちを排除してしまう。ハロハピのみんなは、美咲以外皆、そういう隔離感を抱えているんじゃないかなって思う。自分が言った言葉が、思っていることと、全然違う意味でとらえられる。薫さんなんて顕著だと思う。『儚い……』なんて、いきなり言われても面食らうしかないじゃん。どんなに優しい人でも、他人からすれば、本当の意味をくみ取ろうとするのはとても困難だ。そんなことしようとしたらみんな宇宙語喋ってるようにしか聞こえないんだよ。だって『儚い……』から何がわかるっていうの。薫さんが(言語情報以外を付け加えるならキメポーズして低音響かせながら)ああ儚いって言ってるなあってことくらいでしょ。美咲はこの宇宙人をみつめる他人側なんだね」

エミリ「え? じゃあこころちゃんは何をしてるの? 翻訳? 相手の心の翻訳をしているってこと? その人が発している言葉をそのまま崩さずに?」

ユウ「翻訳作業はしているだろうけど、それをこころは相手に、あなたはこういうことを言いたいのね、とは言ってないね。これは結構すごいことだと思う。面と向かって薫さんにあなたは臆病であるとは言ってないでしょ。で、こころは相手の言葉、他人からすれば宇宙語みたいなものをそのまま尊重して、会話を続ける。こころは驚くほど優しい人なんだなあって思う」

エミリ「……あれ? でも、こころは美咲にだけはなんかあなたをみてるととっても焦るみたいなこと言ってなかったかしら。あなたは心配性、って直接言ってたような」

ユウ「そこが、ハロハピ内の、こころに対する美咲とそれ以外の差で、惹かれている部分の差でもあるんじゃないかな。つまり、はぐみ、薫さん、花音は、こころの思考回路に惹かれていて、美咲はこころの思想に惹かれている。こころを一番神様みたいって思っているのは、美咲だってこと……って感じなのかな、ミシェここって。だから今回のイベント、ハロー、マイハッピーワールドなのかなって」

エミリ「……まだやってないのにね」

ユウ「だって、怖いじゃん……みんなこころこころって」

エミリ「……みんなこころちゃんに救われちゃえば世界中がハッピー? 巡り巡ってユウもハッピー?」

ユウ「別、別」