寝床

アニメや漫画

香取神宮・鹿島神宮、日帰り散歩 雑談

ユウ「岐阜に行きたい」

エミリ「行ってらっしゃい」

ユウ「エミリもいくんだよ」

エミリ「行く理由がないわよ。だいたい疲れるし、いやよ」

ユウ「だって一人じゃつまんないじゃん?」

エミリ「うっわ、相談もせずに自己完結……」

ユウ「日帰り岐阜旅行とか楽しそうじゃん?」

エミリ「まさかの日帰り!?せめて一泊でしょうよ!?関東からはキッツイわよ!」

ユウ「だってお金ないし……」

エミリ「体力と健康とモラルと私の意地を天秤にかけたって日帰りはダメよ」

ユウ「ええーーーーーー」

エミリ「じゃあ私は行きません」

ユウ「香取神宮に行こう!日帰り圏内だし!」

エミリ「……まあそれくらいなら?」

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ユウ「というわけで香取神宮だ!」

エミリ「ユウのお父さんたちが良心的でよかったわね……普通ここまで子どもの突発的な行動についてこれないわよ」

ユウ「そうかな?人それぞれだと思うけどね」

エミリ「そうなのかしら……」

ユウ「まだ桜はまばらだねえ」

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エミリ「どうして香取神宮なの?」

ユウ「んーとね、前に鹿島神宮に行ったんだ。刀使ノ巫女ってアニメにハマっててさ。作中で出てきたり、ここで派生した古武道がヒロインの一人で使われたりしてるんだ」

エミリ「そうね。どっぷりね」

ユウ「去年のクリスマスに行った」

エミリ「私と出かける約束を放り出してね」

ユウ「ホントスミマセン」

エミリ「これでチャラということで?」

ユウ「飯、奢ります」


ユウ「なんかいい感じのお店があるなあ。お昼にはまだ早いから、ここで休憩しよう」

エミリ「お団子とお餅とコーヒーのセット……美味しそうね」

ユウ「それ二つにしよう」

エミリ「あ、なんかパンフレットみたいなのがあるわ」

ユウ「ほんとだ。……香取神宮の祀ってる御祭伸は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。御神徳は、迷いを断ち切り、不動心を養う、だって」

エミリ「へー。『産霊』と書いて『むすび』と読む。これ『結ぶ』の語源なのね。自然の中に神さまを見いだしたりすることが日本では昔からあったりするわけだけど、その新しいことを生み出すはたらきのこと、らしいわ」

ユウ「それを結ぶ縁が、言葉なんだね。言霊が宿るってよくいうけど、霊はお化けとかじゃなく、在ろうとする力なんだってさ」

エミリ「ネガティブ、ポジティブとかの話になると少し行き過ぎと感じてしまうけど、面白いわ」

ユウ「あと、奥宮に祀ってあるのが『荒魂(あらみたま)』、本殿に祀ってあるのが『和魂(にぎみたま)』とも書いてあるね。といっても、荒魂は天変地異を働かせるとか悪い側面ばかりじゃなくて、想いを突き動かす原初的な部分もあるんだってさ」

エミリ「つまり?」

ユウ「もしも仮に怒りを感じたら怒りに身を任せるのでなく怒りをパワーに変えよう、的なやつ?」

エミリ「わからないわ」

ユウ「かなしい……」

エミリ「どちらかといえば、本編で語られた寂しさとか、そういう面な気もするけど」

ユウ「そこまで行くと考え過ぎかなと思うけど。でもその寂しさが核となっているから、刀使ノ巫女本編における荒魂のテーマが面白かったんだろうなって思う」

エミリ「あとは、時間という概念がないって言ってたでしょ確か。死もない、と。ここら辺非常に重要な部分だと思っているわ」

ユウ「何が?という部分が抜けているのが肝だね」

エミリ「うまく余白を残すのも大切よ。というのはジョーク。あの話は荒魂の話ではなくて、刀使の話、だからというのが、私の見解よ」

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ユウ「というわけでまたきちゃった。鹿島神宮

エミリ「瞬間移動っ!?」

ユウ「僕の手にかかればこのくらい大したことないのさ」

エミリ「じゃあ帰りもよろしくね」

ユウ「……」

エミリ「……」

ユウ「……」

エミリ「……なに?」

ユウ「……いちにち、いっかい」

エミリ「だと思った」

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ユウ「道はこっちのほうが広いね」

エミリ「楓があるから私は香取神宮の方が好きだったかな。桜もあるし」

ユウ「全然違うんだね。僕の家族は初詣とか敬遠して行かなかった人たちだったから、神社に行く機会もなくってさ。今行けてよかったなあ」

エミリ「それは確かにそうねえ」


ユウ「お昼はカレー南蛮をたべよう」

エミリ「私は天そばかな」

ユウ「いただきます」

エミリ「いただきます……の前に、席外すわね」

ユウ「先食べてるねー。……あ、これ美味しい」


エミリ「ユウ!!」

ユウ「うわ、なに!?まだお客さんいっぱいいるよ?」

エミリ「あそこ!トイレ!見てきなよ!すごいわ!」

ユウ「え?わかった」

エミリ「あ、天ぷらおいしい!」


ユウ「やばいやばいやばい」

エミリ「でしょう!?」

ユウ「まさか扉の向こうが喫煙所なんて想像つかないよ!」

エミリ「夜はスナックかなにかになるのかしら?」

ユウ「そうなの?」

エミリ「入口が他にもあったもの」

ユウ「あ、そういえばけいおんの唯ちゃんのフィギュアがあった!」

エミリ「めざとい……」

ユウ「ごちそうさま」

エミリ「ごちそうさまでした」


ユウ「休日だと売店も混んでいるね」

エミリ「満員ねえ」

ユウ「あ、そういえばここの広場で前は笛吹いているおじさんがいたんだ」

エミリ「風流ねえ」

ユウ「……」

エミリ「……」

ユウ「今日はオカリナが聴こえるね」

エミリ「ジブリの、ナウシカだったかしら?聴こえるわね」

ユウ「結構遠くまで響くんだよ。いいよね」


エミリ「さて。気が済んだ?」

ユウ「ほんとは図書館も行きたかったんだけどね」

エミリ「流石に疲れちゃったわね」

ユウ「たまには歩くのもいいでしょう?」

エミリ「まあ、ね?」


(香取)

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(鹿島)

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